2009年 08月 03日
天竜峡の新緑を愛でる乗りつぶし(飯田線) |
天竜峡の新緑を味わうため、日帰りで飯田線を乗りつぶした。
最初は普通列車での全線乗りつぶしに拘っていたが、天竜峡で徒歩観光をして疲れたため、天竜峡~豊橋間は特急「ワイドビュー伊那路」に乗ってしまった。
飯田線は辰野から豊橋へと上り列車に乗車した。
飯田線には上りに限り、3本の普通列車が全区間運転されている。その他の列車は全て区間運転。
私は岡谷12:29発の豊橋行き554Mに乗車し、天竜峡で途中下車した後、天竜峡16:52発の562Mで豊橋まで行く予定だった。
岡谷までは中央本線で、八王子→スーパーあずさ11号→上諏訪→435M長野行き→岡谷(12:24着)で向かった。上り列車(臨時列車)遅延のため、岡谷にはギリギリの到着だったが、何とか飯田線554Mに乗車できた。
今回、天竜峡まで乗車するのは119系電車。国鉄末期に旧型国電置き換えで導入したもの。
119系車内。セミクロスシート。
岡谷発車時点では比較的乗客が多かったが、塩尻でかなり多くが下車した。
塩尻からも少し乗車してきたが、車内は閑散とした。
飯田線は無人駅が多いため、ワンマン運転ではなく車掌が乗務し、各駅で下車客のきっぷを集札したり、不足賃精算などを行っている。
辰野発車後30分ほどで伊那松島駅に到着した。この駅は飯田線の乗務員、車両基地になっている。
伊那松島を発車し、駒ヶ根あたりからは進行方向右側に中央アルプスの山々が見えてくる。
駒ヶ根から2駅目の伊那福岡駅にて。
進行方向左側には南アルプスの山々を見ながら、列車は飯田盆地に下っていく。
岡谷発車後2時間ほど経った14:35に沿線の中心駅飯田駅に到着した。
119系に2時間ほど乗車したが、床下から突き上げられるような揺れと大きな音があり、乗り心地としては今ひとつである。クロスシートに座っており、ただでさえ疲れるのだからなおさらである。
飯田駅の2駅手前の伊那上郷から下山村まではU字型のカーブを描いており、進行方向が逆転するイメージで特殊な線形である。飯田を出発した後も引き続き下り勾配で、天竜峡へ向かう。
そして飯田を出発して30分ほど経った15:05に天竜峡に到着。ここで途中下車した。
ここまでの間にかなり腰が痛くなってしまった。
天竜峡駅の駅舎
天竜峡駅付近から天竜峡の両岸を巡る遊歩道があるようなので、気分転換に歩いてみることにした。
駅を出て飯田線の踏切を渡るとすぐに天竜峡を一望できる橋がある。
踏切から見た駅構内
下流方向
白い建物は天竜峡の風景を売りにする旅館「龍峡亭」。
橋を渡りきって右折すると峡谷沿いの林へ入っていく。
少し歩いて車道に出ると、弘法大師にゆかりのある祠が見つかった。
さらに歩いていくと先ほど紹介した「龍峡亭」に出る。
そして斜面を天竜峡の方に下っていくと、目の前に吊橋が。
この吊橋を渡って、飯田線側に出る。あまり吊橋が得意でない私も何とか渡りきることができた。
吊橋上から上流方向。
吊橋を渡りきり、少し上ったところに沿線の景勝地「龍角峰」が見渡せる場所があった。
龍角峰の全景
龍角峰の説明板。タレントの峰竜太の名に関係があるらしい。
さらに上っていき、平坦な道に出るとすぐに天竜峡を代表する旅館「峡泉」があった。
峡泉から10分もかからないうちに、天竜峡駅前に戻った。少し早めに歩いて50分ほどであった。
新緑の天竜峡は目の保養になったが、少しアップダウンのあるコースだったのでかなり疲れてしまった。
そのため天竜峡~豊橋間は「ワイドビュー伊那路」に乗車することとし、天竜峡駅の窓口で「ワイドビュー伊那路」の自由席特急券と豊橋18:43発の「ひかり526号」の指定席特急券を購入した。
ワイドビュー伊那路4号は16:15発。それまでの間ホームで休憩することにした。
ホーム先端から飯田方面を見る。天竜峡駅には電留線が設けられている。
ホームから見た天竜峡駅
天竜峡始発(16:16発)の岡谷行き119系普通電車が電留線から私が待っていた2番線に入線。
2番線は16:15発の特急「ワイドビュー伊那路4号」の発車番線のため、まもなくこの電車は豊橋方に進んでいき、ポイントを過ぎたあたりで停車。電留線から1番線に入線できない理由はよく分からないが、どうやら1番線に転線するための入換作業のようだ。
1番線に入線後の岡谷行き119系普通電車。
その後16:14に飯田発の特急「ワイドビュー伊那路4号」が2番線に到着。自由席の3号車に乗車した。
特急「ワイドビュー伊那路」は豊橋~飯田間を1日2往復運転されている。3両編成で、1号車は普通車指定席、他の号車は自由席である。
天竜峡から中部天竜までの間は秘境地帯となるため、本当は普通列車に乗りたかったが致し方ない。
しかも疲れからか、発車後暫くすると寝てしまった。
天竜峡は豊橋行きの場合、進行方向右側に見える。私は進行方向左側の席に座ってしまったので、車窓から天竜峡をよく見ることができなかった。
そして目が覚めたのは湯谷温泉駅あたりだった。この先は日本史上も有名な長篠の戦いの古戦場付近を通るようだが車窓からはよく分からなかった。
列車は次第に平野部を走るようになり、人家も多くなってきた。そして18:31に豊橋駅に到着した。
豊橋駅で東海道新幹線に乗り換えるが、夕食に「うなぎ飯」を購入した後、「ひかり526号」に乗車し家路についた。
次回は秘境区間を普通列車で移動したい。また中部天竜駅に併設されている「佐久間レールパーク」が今年11月1日に閉園することになるので、それまでにもう一度訪れたい。
最初は普通列車での全線乗りつぶしに拘っていたが、天竜峡で徒歩観光をして疲れたため、天竜峡~豊橋間は特急「ワイドビュー伊那路」に乗ってしまった。
飯田線は辰野から豊橋へと上り列車に乗車した。
飯田線には上りに限り、3本の普通列車が全区間運転されている。その他の列車は全て区間運転。
私は岡谷12:29発の豊橋行き554Mに乗車し、天竜峡で途中下車した後、天竜峡16:52発の562Mで豊橋まで行く予定だった。
岡谷までは中央本線で、八王子→スーパーあずさ11号→上諏訪→435M長野行き→岡谷(12:24着)で向かった。上り列車(臨時列車)遅延のため、岡谷にはギリギリの到着だったが、何とか飯田線554Mに乗車できた。
今回、天竜峡まで乗車するのは119系電車。国鉄末期に旧型国電置き換えで導入したもの。
119系車内。セミクロスシート。
岡谷発車時点では比較的乗客が多かったが、塩尻でかなり多くが下車した。
塩尻からも少し乗車してきたが、車内は閑散とした。
飯田線は無人駅が多いため、ワンマン運転ではなく車掌が乗務し、各駅で下車客のきっぷを集札したり、不足賃精算などを行っている。
辰野発車後30分ほどで伊那松島駅に到着した。この駅は飯田線の乗務員、車両基地になっている。
伊那松島を発車し、駒ヶ根あたりからは進行方向右側に中央アルプスの山々が見えてくる。
駒ヶ根から2駅目の伊那福岡駅にて。
進行方向左側には南アルプスの山々を見ながら、列車は飯田盆地に下っていく。
岡谷発車後2時間ほど経った14:35に沿線の中心駅飯田駅に到着した。
119系に2時間ほど乗車したが、床下から突き上げられるような揺れと大きな音があり、乗り心地としては今ひとつである。クロスシートに座っており、ただでさえ疲れるのだからなおさらである。
飯田駅の2駅手前の伊那上郷から下山村まではU字型のカーブを描いており、進行方向が逆転するイメージで特殊な線形である。飯田を出発した後も引き続き下り勾配で、天竜峡へ向かう。
そして飯田を出発して30分ほど経った15:05に天竜峡に到着。ここで途中下車した。
ここまでの間にかなり腰が痛くなってしまった。
天竜峡駅の駅舎
天竜峡駅付近から天竜峡の両岸を巡る遊歩道があるようなので、気分転換に歩いてみることにした。
駅を出て飯田線の踏切を渡るとすぐに天竜峡を一望できる橋がある。
踏切から見た駅構内
下流方向
白い建物は天竜峡の風景を売りにする旅館「龍峡亭」。
橋を渡りきって右折すると峡谷沿いの林へ入っていく。
少し歩いて車道に出ると、弘法大師にゆかりのある祠が見つかった。
さらに歩いていくと先ほど紹介した「龍峡亭」に出る。
そして斜面を天竜峡の方に下っていくと、目の前に吊橋が。
この吊橋を渡って、飯田線側に出る。あまり吊橋が得意でない私も何とか渡りきることができた。
吊橋上から上流方向。
吊橋を渡りきり、少し上ったところに沿線の景勝地「龍角峰」が見渡せる場所があった。
龍角峰の全景
龍角峰の説明板。タレントの峰竜太の名に関係があるらしい。
さらに上っていき、平坦な道に出るとすぐに天竜峡を代表する旅館「峡泉」があった。
峡泉から10分もかからないうちに、天竜峡駅前に戻った。少し早めに歩いて50分ほどであった。
新緑の天竜峡は目の保養になったが、少しアップダウンのあるコースだったのでかなり疲れてしまった。
そのため天竜峡~豊橋間は「ワイドビュー伊那路」に乗車することとし、天竜峡駅の窓口で「ワイドビュー伊那路」の自由席特急券と豊橋18:43発の「ひかり526号」の指定席特急券を購入した。
ワイドビュー伊那路4号は16:15発。それまでの間ホームで休憩することにした。
ホーム先端から飯田方面を見る。天竜峡駅には電留線が設けられている。
ホームから見た天竜峡駅
天竜峡始発(16:16発)の岡谷行き119系普通電車が電留線から私が待っていた2番線に入線。
2番線は16:15発の特急「ワイドビュー伊那路4号」の発車番線のため、まもなくこの電車は豊橋方に進んでいき、ポイントを過ぎたあたりで停車。電留線から1番線に入線できない理由はよく分からないが、どうやら1番線に転線するための入換作業のようだ。
1番線に入線後の岡谷行き119系普通電車。
その後16:14に飯田発の特急「ワイドビュー伊那路4号」が2番線に到着。自由席の3号車に乗車した。
特急「ワイドビュー伊那路」は豊橋~飯田間を1日2往復運転されている。3両編成で、1号車は普通車指定席、他の号車は自由席である。
天竜峡から中部天竜までの間は秘境地帯となるため、本当は普通列車に乗りたかったが致し方ない。
しかも疲れからか、発車後暫くすると寝てしまった。
天竜峡は豊橋行きの場合、進行方向右側に見える。私は進行方向左側の席に座ってしまったので、車窓から天竜峡をよく見ることができなかった。
そして目が覚めたのは湯谷温泉駅あたりだった。この先は日本史上も有名な長篠の戦いの古戦場付近を通るようだが車窓からはよく分からなかった。
列車は次第に平野部を走るようになり、人家も多くなってきた。そして18:31に豊橋駅に到着した。
豊橋駅で東海道新幹線に乗り換えるが、夕食に「うなぎ飯」を購入した後、「ひかり526号」に乗車し家路についた。
次回は秘境区間を普通列車で移動したい。また中部天竜駅に併設されている「佐久間レールパーク」が今年11月1日に閉園することになるので、それまでにもう一度訪れたい。
by nitsuho
| 2009-08-03 11:34
| 2009年6月まで(鉄道)