2009年 07月 15日
土日きっぷの旅 1日目(2)(飯山線から新潟) |
長野新幹線と飯山線越後川口行きの乗り換え時間は19分であった。
飯山線は進行方向右側に信濃川を見ながら新潟県に向けて北上していく。
景色を楽しむために進行方向右側に席をキープすべく、飯山線ホームに急いだ。
階段を上らず、左奥に進むと飯山線乗り場(4番線)である。
飯山線ホームは駅内に終端標識がある。右は快速「みすず」飯田行き(15:03発)。
隣のホームには直江津から来た信越本線の普通「妙高」号が停車していた。懐かしい特急あさま色。
15:03発飯山線越後川口行き普通列車は3両編成で、うち最後部1両は途中の戸狩野沢温泉で切り離しとなる。ほどなくキハ110系が入線してきた。
私は最前部の1号車進行方向右側の席を確保した。
車内の様子。さほど混んでいない。
15:03定刻で長野駅を発車した。終点の越後川口には17:59着。3時間弱の乗車となる。
発車して暫くすると車窓に長野総合車両センターが見えてきた。京浜東北線209系車両が構内に多数停車していた。また、583系の国鉄色車両も停車していた。
北長野を過ぎると進行方向右側に志賀高原方面の山々が見えてくるが、今日は雲に覆われていた。
北長野の次の三才駅は、時々三歳児とその親が駅名標をバックに写真を撮っていることがある。
三才駅を出ると、車窓にはりんご畑が広がる。
豊野駅を出て信越本線を左に見ながら進んでいき、飯山線に入る。飯山線に入るとすぐに車窓右側に信濃川が沿うようになる。
数日前に北信越地方で大雨が降ったこともあり、濁流となっています。残念。
飯山駅手前では北陸新幹線の工事現場が見え、飯山線と交差していた。その位置と飯山駅はさほど離れていない。飯山駅付近で「飯山線全線開業80周年」ということを知った。このような深い山間に80年前に鉄道を通したというのは大きな偉業である。そしてまもなくこの山間の地に北陸新幹線が走ることになる。
飯山から野沢温泉にかけては水田も多く見られる。水田地帯の奥に野沢温泉スキー場が見られる山々が望める。
そして戸狩野沢温泉駅に到着。
長野駅から乗車していた乗客はこの駅までにその多くが降りてしまい、車内は閑散としてきた。1両に数えるほどしか乗車していない。
この駅では後ろの1両を切り離し、2両となるとともに、ワンマン運転になる。
飯山線を長野から越後川口まで通して運転するのは下りが1日4本、上りは1日1本だけで、そのほかは区間運転である。長野~戸狩野沢温泉間の区間運転は特に多く、1時間~1時間半に1本運転されている。
戸狩野沢温泉で9分停車後、発車した。ここから徐々に山深くなっていく。さらに信濃川を右手にみながら進んでいく。
戸狩野沢温泉から40分弱で、森宮野原駅に到着した。飯山線は日本有数の豪雪地帯を走る路線だが、この森宮野原駅はJR駅で積雪量の最高記録(7m85)を持つ駅で、大きな塔が立っていた。
そして森宮野原駅を後にした。
駅近くに紫陽花が咲き誇っていた。
列車はさらに山間を信濃川に沿って進んでいき、新潟県に入る。
新潟県に入り、越後鹿渡~越後田沢間で信濃川は進行方向左側に少しずつ離れていく。
コシヒカリで有名な魚沼地区の水田地帯に入ってくると、北越急行線の乗換駅十日町に着く。
十日町以降、地元の乗客が少しずつ増えてくる。そして30分弱で終点の越後川口に到着した。
この駅で上越線の長岡行きに乗り換える。駅周辺、駅構内とも閑散としていた。周囲に何もない単なる乗換駅といった感じだ。
長野から乗車してきたキハ110系2両。
越後川口駅の上越線ホーム。
上越線の普通列車は115系新潟色3両であった。途中駅で高校生が多数乗車し、車内は俄かに賑やかになった。上越線に乗り換えた辺りから、車窓左手に夕日を見ることができた。
そして越後川口から20分ほどで長岡に到着した。
ここで新潟行き快速くびき野5号に乗り換える。
快速くびき野は6両編成で、うち1両に半室ずつグリーン車と普通車指定席があり、他5両は自由席である。
この列車は特急形の485系車両で、車内設備や外観は特急北越や、特急いなほとよく似ている。
過去、特急運用していたときの名残からか、自由席のうち4号車と5号車は当時の指定席車両で、他の自由席車両と違い、ハイデッカーでよいリクライニングシートとなっている。そこで私は4号車に乗ることにした。
発車5分前とあり、自由席乗車口には長い列が出来ていたが、列車が到着すると多くの降車があり、余裕で着席できた。乗車率は40%程度。実際に乗車したが4号車、5号車はやはりハイデッカー車両であった。
座席もカバーは外されているが、特急北越などの指定席と同等のもの。
列車は長岡を発車し、上越新幹線が進行方向左側に分かれていく。
夕日もさらに美しさを増していく。途中の新津までの間は越後平野に沈む夕日の美しさをただ眺めていた。
そして、19:27列車は定刻で終点の新潟に着いた。今日は約11時間列車に乗りっぱなしだったわけである。
やや疲れも出てきたので、新潟駅を足早に去り、駅から5分の今宵の宿「ホテルレオパレス新潟」に向かった。
飯山線は進行方向右側に信濃川を見ながら新潟県に向けて北上していく。
景色を楽しむために進行方向右側に席をキープすべく、飯山線ホームに急いだ。
階段を上らず、左奥に進むと飯山線乗り場(4番線)である。
飯山線ホームは駅内に終端標識がある。右は快速「みすず」飯田行き(15:03発)。
隣のホームには直江津から来た信越本線の普通「妙高」号が停車していた。懐かしい特急あさま色。
15:03発飯山線越後川口行き普通列車は3両編成で、うち最後部1両は途中の戸狩野沢温泉で切り離しとなる。ほどなくキハ110系が入線してきた。
私は最前部の1号車進行方向右側の席を確保した。
車内の様子。さほど混んでいない。
15:03定刻で長野駅を発車した。終点の越後川口には17:59着。3時間弱の乗車となる。
発車して暫くすると車窓に長野総合車両センターが見えてきた。京浜東北線209系車両が構内に多数停車していた。また、583系の国鉄色車両も停車していた。
北長野を過ぎると進行方向右側に志賀高原方面の山々が見えてくるが、今日は雲に覆われていた。
北長野の次の三才駅は、時々三歳児とその親が駅名標をバックに写真を撮っていることがある。
三才駅を出ると、車窓にはりんご畑が広がる。
豊野駅を出て信越本線を左に見ながら進んでいき、飯山線に入る。飯山線に入るとすぐに車窓右側に信濃川が沿うようになる。
数日前に北信越地方で大雨が降ったこともあり、濁流となっています。残念。
飯山駅手前では北陸新幹線の工事現場が見え、飯山線と交差していた。その位置と飯山駅はさほど離れていない。飯山駅付近で「飯山線全線開業80周年」ということを知った。このような深い山間に80年前に鉄道を通したというのは大きな偉業である。そしてまもなくこの山間の地に北陸新幹線が走ることになる。
飯山から野沢温泉にかけては水田も多く見られる。水田地帯の奥に野沢温泉スキー場が見られる山々が望める。
そして戸狩野沢温泉駅に到着。
長野駅から乗車していた乗客はこの駅までにその多くが降りてしまい、車内は閑散としてきた。1両に数えるほどしか乗車していない。
この駅では後ろの1両を切り離し、2両となるとともに、ワンマン運転になる。
飯山線を長野から越後川口まで通して運転するのは下りが1日4本、上りは1日1本だけで、そのほかは区間運転である。長野~戸狩野沢温泉間の区間運転は特に多く、1時間~1時間半に1本運転されている。
戸狩野沢温泉で9分停車後、発車した。ここから徐々に山深くなっていく。さらに信濃川を右手にみながら進んでいく。
戸狩野沢温泉から40分弱で、森宮野原駅に到着した。飯山線は日本有数の豪雪地帯を走る路線だが、この森宮野原駅はJR駅で積雪量の最高記録(7m85)を持つ駅で、大きな塔が立っていた。
そして森宮野原駅を後にした。
駅近くに紫陽花が咲き誇っていた。
列車はさらに山間を信濃川に沿って進んでいき、新潟県に入る。
新潟県に入り、越後鹿渡~越後田沢間で信濃川は進行方向左側に少しずつ離れていく。
コシヒカリで有名な魚沼地区の水田地帯に入ってくると、北越急行線の乗換駅十日町に着く。
十日町以降、地元の乗客が少しずつ増えてくる。そして30分弱で終点の越後川口に到着した。
この駅で上越線の長岡行きに乗り換える。駅周辺、駅構内とも閑散としていた。周囲に何もない単なる乗換駅といった感じだ。
長野から乗車してきたキハ110系2両。
越後川口駅の上越線ホーム。
上越線の普通列車は115系新潟色3両であった。途中駅で高校生が多数乗車し、車内は俄かに賑やかになった。上越線に乗り換えた辺りから、車窓左手に夕日を見ることができた。
そして越後川口から20分ほどで長岡に到着した。
ここで新潟行き快速くびき野5号に乗り換える。
快速くびき野は6両編成で、うち1両に半室ずつグリーン車と普通車指定席があり、他5両は自由席である。
この列車は特急形の485系車両で、車内設備や外観は特急北越や、特急いなほとよく似ている。
過去、特急運用していたときの名残からか、自由席のうち4号車と5号車は当時の指定席車両で、他の自由席車両と違い、ハイデッカーでよいリクライニングシートとなっている。そこで私は4号車に乗ることにした。
発車5分前とあり、自由席乗車口には長い列が出来ていたが、列車が到着すると多くの降車があり、余裕で着席できた。乗車率は40%程度。実際に乗車したが4号車、5号車はやはりハイデッカー車両であった。
座席もカバーは外されているが、特急北越などの指定席と同等のもの。
列車は長岡を発車し、上越新幹線が進行方向左側に分かれていく。
夕日もさらに美しさを増していく。途中の新津までの間は越後平野に沈む夕日の美しさをただ眺めていた。
そして、19:27列車は定刻で終点の新潟に着いた。今日は約11時間列車に乗りっぱなしだったわけである。
やや疲れも出てきたので、新潟駅を足早に去り、駅から5分の今宵の宿「ホテルレオパレス新潟」に向かった。
by nitsuho
| 2009-07-15 18:23
| 2009年7月以降(鉄道)